語句の解説

願兼於業(がんけんおごう)

一切を前進と成長の力に転ずる。 日蓮大聖人は、「開目抄」で「小乗の菩薩の未断惑なるが願兼於業と申して・つくりたくなき罪なれども父母等の地獄に堕ちて大苦を・うくるを見てかた(形)のごとく其の業を造って願って地獄に堕ちて苦に同じ苦に代れるを悦びと…

王仏冥合(おうぶつみょうごう)

王法と仏法が冥合すること。三大秘法抄に「戒壇とは王法仏法に冥じ仏法王法に合して」(P1022)と述べられているところに由来する。王法とは王の法、すなわち国王の法令・政治のこと。広くは世法の意。仏法とは、末法の今日では日蓮大聖人の三大秘法の…