詩人の吉野弘さんは“漢字遊び”の名人だった。例えば「過」という詩がある。「日々を過ごす/日々を過つ/二つは/一つことか/生きることは/そのまま過ちであるかもしれない日々」(『吉野弘詩集』ハルキ文庫) 確かに、人が生きる限り、失敗や間違いは避け…
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