破邪顕正

"間"に居直る悪鬼

「離党するが辞職はしない」(女性に暴行した木俣某) 「勧告されても辞職しない」(弁護士法違反の西村某) 「離党も辞職もしたくない」(デマ発言をした永田某) 民主党のいかがわしい議員の往生際の悪さがひどい。 多くの不祥事議員が、離党と辞職の"間"に居直…

狡猾な"論点そらし"

アメ玉を取り合って、子どもが2人ケンカしていた。 一方の子が「お前の母ちゃん出べそ!」と悪態をついたら、「なにおう、出べそじゃないやい」「だったら証拠を見せてみろよ」---アメ玉をめぐる攻防は、かくて"出べそ論議"にすり替わっていった……。 昨今の…

「邪道のメディア扇動家」

"議員がテレビに出演して流れを変えたい"云々。民主党の某首脳が、テレビでこんな言辞を吐いていた。恐ろしい感覚だ。国会の会期中には政策も出せず、選挙になって、あたふたと"間に合わせのマニフェスト"を出す烏合の衆。それが、俄に政権、政権と騒ぎ出し…

"大感情"の金字塔!

さる3日の東京都議選の投票率は、43.99%。「過去2番目の低さ」であった。 争点がなかったから、国政選挙の狭間だったから……等々、さまざまな分析がある。 不祥事が相次ぎ、都民の政治不信を助長した民主党・共産党など、責任重大であろう。 だが根本問題…

「信仰の光」の大勝利!

創価学会の懸命な支援によって、公明党は東京都議選で全員当選の快挙を果たした。 この大勢力の功績を、日本のマスコミ等は、2大政党の掛け声で掻き消そうとしている向きがあるが、それはなぜか? 簡単である。それは学会・公明勢力が、彼らの理解を超えた…

愚衆につけこむデマ菌(ウィルス)

英国の会社が、パソコンを狙う新手のウイルスが見つかったと警告している。 米国の人気歌手が「自殺を図った」というデマのメールが届き、受け手が詳細を読もうとすると「アクセス集中で接続不能」と表示される。 実はその間に、悪質なプログラムが侵入し、…

壁を破った青年の潮流

破邪顕正 「衆心城を成し、衆口金をとかす」(中国の史書『国語』) 民衆の心が結束すれば、その意志は鉄壁の城のようになり、その口は金属も溶かすほどの熱をもつという意味だ。 社会システムが複雑化し、個々の人間が疎外感を抱きやすい現代だが、 この精神…

邪見日本のトラウマ

破邪顕正 権力に目がくらんだ愚人は、とめどなく狂うものだ。 民主党の都議選候補が、日顕宗の坊主に支援を要請したというから、お笑い草である。 この某氏、「創価学会に対しては断固として戦う」と大見得をきったとか。珍妙な話だ。 これまでも同様の変人…

自分のための偽善屋!

破邪顕正 今回の東京都議選で、中野区の民主党候補が"自転車に乗って回っていま〜す!"と、しきりにアピールしていた。 「どうせ今だけ。票ねらいのパフォーマンスでしょ」と、都民は冷やかな反応だった。 こんなふうに派手に振る舞う者の心理を「『何もかも…

"俗衆都市"を変革!

破邪顕正列車事故の現場近くでゴルフに耽っていた民主党議員が非難を浴びているが、冷淡に見ている都会の市民層もいる。「プライベートだからいいんじゃない?」---問題視する方がおかしいという声だ。ここには、恐ろしい現代の魔性が潜んでいる。国民の惨事…

「怨嫉日本」を圧倒!

破邪顕正いわゆる「嫉妬」には、二つのタイプがあるという(和田秀樹『嫉妬学』)。一つは、「ジェラシー型」。力のあるライバルを見て「自分の実力を伸ばす」ことで勝ち抜こうとする嫉妬である。もう一つが「エンビー型」。相手を羨むが、自らを省みずに相手…

功名心で濁った野党

破邪顕正今回の東京都議選は「国政の動向を決する」という半面、「争点がない」ともいう。これは何を意味するか?簡単だ。野党に権力ヘの"欲"はあるが、現状打開の道を示す"力"がないということだ。野党党首の第一声が「私たちに力をください!」(民主党、社…

”目隠しと口車”の日本

「これまで中国人は、人生を正視する勇気を欠いたがために、 目隠しと口車に頼ることになり、かくて目隠しと口車の文芸をうみ出した」(竹内好訳) 文豪・魯迅は、当時の文壇の気風をこう酷評した。 「目隠しと口車の文芸」!現世の矛盾を押し隠す文士らへの怒…

「不動の光」で見抜け

破 邪 顕 正「ニュースと真実とは同一物ではなく、はっきりと区別されなければならない」(掛川トミ子訳)---米のジャーナリストW・リップマンの言葉だ。彼は、健全な民主主義のためにはニュース(情報)だけでは不十分であり、人々が良識という「不動の光」で…