"俗衆都市"を変革!


破邪顕正
列車事故の現場近くでゴルフに耽っていた民主党議員が非難を浴びているが、
冷淡に見ている都会の市民層もいる。
「プライベートだからいいんじゃない?」---問題視する方がおかしいという声だ。
ここには、恐ろしい現代の魔性が潜んでいる。
国民の惨事を目にした政治家が「ゴルフは普通の生活」と開き直る心理
それを聞いて平気な心理政治は政治、自分の時間は自分の勝手。
この心根じたい、政権云々を口にする者としていかに腐っているか。
本来、政治家には、公も私もなく、寝ても覚めても国民に尽くし抜く義務がある。
この奉仕の哲学など、彼らには微塵もない。
周恩来総理ら、世界の哲人政治家とは天地雲泥のチンピラ議員ではないか?
こんな連中に釣られるのは、自分も同じエゴ本位であるからだ。
日本が倫理的に痛んだ一半の責任は、偽善の政治屋のさばらせた俗衆市民にある。
物事を正視眼でなく斜視眼で見るシニシズム(冷笑主義)
それは、単なる悪以上に社会を腐蝕させる。
だから、「シニシズムは知的裏切り行為である」としたノーマン・カズンズ氏は
悪魔よりもシニシズムの方がずっと嫌いだ」という先哲り言に注目しているのだ。
悩める人と会い、共に涙し、共に立ち上がる。
この創価学会の献身的な人間愛など、彼らには到底わからない。
いわゆる"勝ち組"で傲り、人情を嘲り、
政治や宗教をふんふん賢げに見下す者こそ、不祥事党の共犯者だ。
やがて手痛いしっぺ返しを食うであろう。
上から下までエゴが当然の日本を、創価の崇高な「菩薩」の大運動が変える
(小泊聡)