巻頭言
新しき地涌の宝友と朗らかに! わが人生 広宣流布に 立ちにけり 悔いなく 無上の 三世の喜び 「哲学は人を晴れやかにし、肉体がどんな状態にあっても人を強くし、かつ喜ばしく」するとは、古代ローマの哲人セネカの言である。 偉大な哲学に生きることは、ど…
地区こそ勝利の本陣なり 断固して 一人も漏れなく 幸福の 人生 飾れや 今世を歩めや 若き弟子・南条時光のお母さんへ、日蓮大聖人は仰せになられた。 「此の経を持つ人は百人は百人ながら・千人は千人ながら・一人もかけず仏に成る」(御書P1580) 一人の人間…
折伏精神で勝ち開け! いつ いつも 優れて妙なる 声あげて この世の人生 無限に はばたけ 「深く、激しく真実を示せ」と、フランスの芸術家ロダンは言った。 「やがて友は汝のもとに来るであろう。なぜなら、一人の人にとって深く真実である事柄は、すべての…
胸を張り 学びの青春を! 学会の 永遠 築く 未来部は 広布の宝と 皆で育てや 「人間には、生まれたときから、一つのなすべき使命がある。それは、未来を創ることである」と、タイの著名な作家ワータカーンは語った。 「未来」を創る。これほど希望に満ちた「…
地涌の青年よ!大法弘通の舞を 青春を 闘い勝ちゆけ 快活に 君の尊き 歴史 築けや 「大切なことは、新時代を建設する『勇気』を持つことである」と、南米アルゼンチンの「人権の闘士」エスキベル博士は語られた。 法華経に説かれる地涌の菩薩は、最も困難な…
「月月・日日につより給へ」 太陽の 心輝け 逞しく 今日も明日も 偉大な女王と 「いかなる運命にも立ち向かい、断固と打ち勝つことは、何と胸の高鳴ることでしょうか」 これは、フランス文学の名作『魅せられたる魂』(ロマン・ロラン著)のヒロインの叫びであ…
我らは永遠に金剛の同志 三世まで 我らの生命は 同志かな 霊鷲山とは ここにあるかと 「信仰は勇気であり、勇気は信仰である」――東北を故郷とする信念の教育者・新渡戸稲造博士の叫びだ。創価の父・牧口常三郎先生とも、深い交友を結ばれた博士であった。 軍…
創価の勇気は無敵なり 仏法は 勝負なりせば 勝ちまくれ 勇気と祈りで 歴史 残せや 「勇気こそは、人生と人間を救うことのできる唯一のものなのである」と、デンマークの大哲学者キルケゴールは言った。 勇気なくして、人生は開けない。 勇気なくして、人間は…
「勝利の物語」を未来まで! 全て みな 仏道修行は 大功徳 積みゆく 自身の 因果のためなり 「自分の悩みを踏みつける者は、それだけ一段高くのぼる」 若き日に心に刻んだドイツの大詩人ヘルダーリンの信条である。 時代は、ますます乱れている。生老病死は…
広宣流布は仏縁の拡大なり 強盛な 信心 炎と この地にて 法戦走りし 仏子に幸あれ 「世界は待っているだけでは開けない。自分自身が近づいて開かねばならない」。中米キューバの大英雄ホセ・マルティの叫びである。 この心を携え、一九九六年の六月、私はキ…
皆が「人材」! 今日も「躍進」を 築きたり 創価の長城 盤石に 人材陣列 世界に揃いて 「宇宙は、これまでも、これからも、永遠に青年であり続ける!」 これは、ロシアの宇宙開発の父ツィオルコフスキーの洞察である。 宇宙には、新しい星を次々と生み出すエ…
「心の財」第一なり 晴れ晴れと いかなる苦難も 乗り越えて 大信心の 力ためせや 六十年前の師走、二十二歳の私は、北風に向かって突進していた。経済不況の中、恩師・戸田城聖先生の事業は最悪の窮地にあった。多事多難。頼れる味方もいない。 しかし「心こ…
いざや躍進! 万年までも 晴れやかに 創立記念日 祝賀せむ 一千万の 同志に万歳 1930年(昭和5年)の11月18日の火曜日、59歳の牧口常三郎先生は、30歳の若き戸田城聖先生と二人で、『創価教育学体系』を発刊なされた。 わが創価学会の創立である。 それは、世…
創価の会合は「仏の会座」なり 今世にて 人華の薫る 無上道 楽しく歩めや 幸の仲間と 人は、人によって磨かれ、人の中で成長する。イタリアの思想家マッツィーニは、「人間の絆を強め、幅広い人々との連帯を広げることは、私たち一人一人の力を何倍にも強め…
行学楽しく! 不滅の城を 学びゆく 信行 強き 君なれば 幸と福とは 三世の果てまで 「いろいろな難問に遭遇することに、哲学は私を幸福にしてくれました」 目と耳と口の不自由にも負けないで、気高き社会貢献の歴史を残した、アメリカの女性ヘレン・ケラーの…
希望も高く! 学びの道を 未来部は 無限の力と 世界 待つ 断固と育てよ 世界広布を 「人」を育てる。これが、仏法の命である。 なかんずく、若き友を、真心こめて励まし、伸ばし、光らせる。ここにこそ、仏の声の響きがある。仏の慈悲の振る舞いがあるのだ。…
青年よ壁を破れ! 偉大なる 広布の指導者 君たちが 立ちて舞いゆき 創価は世界に 青年は、希望の旭日だ。いかなる暗闇も鮮烈に打ち払う。 青年は、正義の宝剣だ。いかなる邪悪も厳然と断ち切る。 青年は、勝利の旗印だ。いかなる激戦も断固と勝ち開く。 わが…
「いまだ こりず候」 山を越え 谷越え 川越え 朗らかに 忍耐王者は 今日も勝ち抜け 戦いは粘りである。どんな小さなことも、我ら創価の師弟は真剣に、そして粘り強く戦い続けてきた。ゆえに勝ち抜いたのだ。 「不撓不屈の精神をかたむければ、何でも楽しい」…
五・三「創価の母の日」万歳! 偉大なる 母に幸あれ 和楽あれ 広布に走る 仏の皆さま 「女性はひとたび関わったからには、すべてに勝利するという奇跡をもたらす」 二十世紀のロシアの詩人ツヴェターエワは宣言した。女性の強く正しく賢き心から勝利は生まれ…
「変毒為薬」の歓喜の劇を! 無限なる 変毒為薬の 法なれば 断じて勝ちぬけ 諸天も守らむ 「"そんなことができるものか"と言われると、逆に、よし必ず実現してみせるぞと、負けじ魂が燃え立つのです」と明るく微笑まれるのは、共に対談集を発刊した、アメリ…
未来の勝利は「今」にあり 全世界 広宣流布の 雄叫びは 輝く太陽 昇らむ姿と 「今日、種を蒔く勇気を持つ者が、明日、その果実を収穫する」 南米アルゼンチンの人権の闘士・エスキベル博士は青年に語った。私が共に対談集を発刊した、戦う知性である。 過去…
「今生人界」の宝の歴史を! にぎやかに また晴れ晴れと 今日もまた 肩組み進みし 仏たちかな 「情熱にあふれ、生き生きとして、深い思いやりの心を持つ人は、常に多くの友人を惹きつけることができます」 私と妻が忘れ得ぬ交友を結んだ、中国文学の母・謝冰…
「人間革命」光あれ! 旭日の 昇らむ勝ちゆく 人生は 何と楽しく 何と誉れよ 「日月天の四天下をめぐり給うは仏法の力なり」(御書P1146) 今この瞬間も、大宇宙は止まることなく正確に運行している。その宇宙を動かしゆく本源の力と同じ力が、私たち自身の生…
「冬は必ず春となる」 寒風も 堂々 勝ちゆけ 英雄の 君の使命を 今日も忘れず 北国、雪国の友の苦労が偲ばれる季節である。北海道や東北、信越、北陸はじめ、厳寒に胸張る各地の同志の顔が瞼に浮かぶ。 御聖訓に「北国の習なれば冬は殊に風はげしく雪ふかし…
さあ第一線へ! 対話の金の波を あの人も またこの人も 久遠より 励まし合いたる 菩薩の集いか 「友人の真心の励ましは、闘争心を贈り、困難と悲嘆を克服する活力を贈ってくれる」 これは、ブラジルの文豪アウストレジェジロの言葉である。 励まし合える友が…
創立80周年へ 威風堂々の大前進を! 今日もまた 久遠元初の 新しき 生命を燃やせや 太陽見つめて よき人生の建設のためには、何が大切か。若々しく生きゆく達人であった大文豪ゲーテの結論は、まことに明快である。 「過ぎ去りしものを歎くな」 「己新しく生…
人生は勇気で勝ちまくれ! 今日もまた 立ちゆく勇気を 忘るるな 幸福家族の 門はここにと 南米アルゼンチンの民衆詩人ホセ・エルナンデスは叫んだ。 「危難にあっても、さあ、来い!と、私の心は更に大きくなる」 人生は試練との戦いである。いわんや、偉大…
「団結」は常勝の秘術なり われら みな 久遠元初の 家族なば 三世の絆の 同志なるかな 「団結こそは、人生の新しい哲学である」――これは、イタリアの思想家マッツィーニの至言である。「団結」は言い古されたように見えて、じつは常に新鮮な活力をもたらして…
「心」を結べ!「声」で勝て! 僕の声 あなたの声も 宇宙まで 轟き響かむ 生命は光りて 釈尊は「自分から先に話しかける人」であった。 偉ぶって、人に挨拶させるのではない。自らが明るく爽やかに声をかけて、相手の心を開いていく。いささかも権威ぶらない…
最前線の「太陽」に最敬礼を! わが天地 決意の同志と 朗らかに 三世の舞台と 舞いゆけ 勝ちゆけ 「どんな大きな成功よりも、『あなたのおかげで、新しい人生を進むことができた』と言ってもらえるときほど、幸福を感じることはないのです」―― これは、私が…