破邪顕正
権力に目がくらんだ愚人は、とめどなく狂うものだ。
民主党の都議選候補が、日顕宗の坊主に支援を要請したというから、お笑い草である。
この某氏、「創価学会に対しては断固として戦う」と大見得をきったとか。珍妙な話だ。
これまでも同様の変人候補がいたが、そもそも選挙とは、政党同士・候補同士が政策を闘わせるものであろう。他党の支援団体と「戦う」とは、どういう了見か?票欲しさのさもしい"宗教弾圧宣言"だ。
政治的信念なき政治屋!
宗教的正義なき宗教屋!
互いに殊勝ぶって詔い合い、ほくそ笑む畜生顔の醜悪さ!
まさに「敬虔な顔つきと信心深そうなふるまいで、悪魔の本性に砂糖の衣をまぶす手口」(シェイクスピア、小田島雄志訳)そのものだ。
日顕宗に限らず、学会に怨嫉する雑多な教団には、右や左の強権議員に縋りつく政教癒着の本能があるらしい。
あの「小樽問答」で、学会に惨敗した身延以来か?あるいは日蓮大聖人に粉微塵に破折された「八宗十宗」以来か?
仏法の正義に邪見を打ち破られた日本の邪宗トラウマ(=魂のキズ)は重症のようだ。人心を誑かした報いである。
そこにつけ込む権力屋らも、最後は己の「悪魔の本性」に取り殺されるごとく、無残な破滅に至っているではないか。
立正佼成会・日顕宗に取り入った白川某、佼成会の幹部であった塚本某らの終末を見よ。
「悪王の正法を破るに邪法の僧等が方人をなして」迫害を企てては大敗してきた島国!
野党第一党まで仲間入り。こちらは哀れな万年野党のトラウマと呼ぶべきか。 (白川哲朗)