「上越」入らず良かった

 中越沖地震で、新潟県上越市選出の民主党の梅谷守県議(33)が「(地震の名称に)『上』が入らなくて良かった」などと、上越地方が被害を免れて良かったという内容の発言をしていたことが分かった。実際には同市も被災し、災害救助法の適用を受けている。同党県連は被災住民に対して配慮を欠いた不穏当発言として、22日付で梅谷県議を当面の謹慎、90日間の県連役職停止の処分にした。
 県連関係者によると、県議は21日夜、同市であった参院選比例候補の個人演説会で「(中越沖地震命名に)『上』が入ると上越にも地震のイメージが出ると心配していた。中越地震のイメージを背負っていただくことになり、ほっとした」などと語った。問題発覚後、県連には「上越地域の観光面で風評被害が広がるのを止めたかった」などと釈明したという。
 梅谷県議は今回の地震で、同党の県連現地災害対策本部の副部長を務めている。【萩原滋樹】

【7月22日付 毎日新聞】  またまた出ました民主党。寂しすぎます民主党