創価学会の強さとは?

 彼女に告げられた病名は「がん」。看護師として、その大変さを誰よりも知る自身が、一転して患者に。動揺を隠せなかった。
▼入院中、毎日のように見舞ってくれた友。少し弱気になると、「頑張れ、頑張れ」と励ましてくれた友。母や姉のように包容してくれた友。そして今、車椅子で活動に励む彼女に付き添ってくれる友……
▼ふだんから自分は、何とありがたい友に囲まれていたことか。改めて気づいた今、彼女は「がんよ 素晴らしい『宝物』をありがとう」と。病と闘う青森の婦人部員の手記である。
日蓮大聖人は闘病中の婦人に手紙を送り、あなたの平癒を「大日月天に申しあぐべし」(御書P986)と励まされた。また書面には、門下の四条金吾も、医師として婦人の容体を案じている、と
利害でも義務でもない。同じ人間として同苦するのみならず、ともに祈る。苦難に立ち向かう勇気を分かち合う。創価学会の強さは、こうした心の絆を内外を問わず、大きく強く結んできたところにある。
▼「本当は痛いはずなのに、いつも笑顔を絶やさない彼女。私たちのほうが勇気をもらっています」とは周囲の声。さあ、きょうも友のもとへ かけがえのない「宝物」を、ともに見つけるために。(継)

 我が妻も、昨年の8.22にガンが発見されて、余命1、2ヶ月の宣告を受けました。
しかし、同志の題目に守られて、もうすぐ1年がきます。
今、この手記と同じように感謝の思いで病魔と戦っております。