制度を作る人に『愛』がない

 やっと、納期通りに明日納品できそうです。
 唱題はもがきながらも昨日で150万遍を越え、目標まであと50万遍になりました。p(^ ^)q
 ここで、気分一新にデザインを替えてみました。(飽き性で自身でも呆れています)
 忙しさゆえ試験勉強には身が入らず(不合格の時の言い訳?)、この前購入した「三国志--正史と小説の狭間」は読み終わり、ちょうど本日付けの聖教新聞で紹介されていて読んで見たいと思いUPいたしました。
 しかし、試験まであと2ヶ月、受験の決意から1ヶ月以上を無駄に過ごしてしまい、そろそろ、本腰を入れて取り組まないと…
 でも、試験日が投票日になるかも?(^_^;)

「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

「愛」なき国 介護の人材が逃げていく

↑ Hatenaには、Amazon楽天の商品を紹介できる「はまぞう」というツールがあったんですね。(発見…今頃?)

 「制度を作る人に『愛』がない……あったとしてもそれを制度に実現できない日本という国がおかしい」(「あとがき」より)
 日本の介護の歪みは2000年施行の介護保険法に始まる。いろいろ問題はあってもまず「走りながら考える」という不十分な出発だった。だが、後の小泉政権の財政削滅がこの歪みを固定化した。
 介護職の給料は安く労働はきつい。5年先の安定も見えない。深夜巡回で疲れ果てて休みたくても、代わりの人はどこにもいない。
 要介護の5段階区分は実態に合ってない。一番重症で支給額が多いのは要介護5だ。実際には3ぐらいが最も人手がかかっているのに。しかも、どんな良い介護をしても支給額には反映されない。
 2006年の「改正」では、ホームヘルプの回数は減らされ、多くの要介護者が支援を切られた。その一方、まだ介護の必要のない人への筋トレや口腔ケアに介護保険が使われだした。介護職への介護報酬さえ削られ、「やりがいがない」と人材が逃げているのに。
 もとより、制度を元に戻せばいいというものではない。改良は必要だ。一歩一歩の進歩を目指したい。(汲)
 【9月10日付 聖教新聞 7面 読書 より】