護るべきものは「生命の家」
近づくべきものは「善なる存在」(6/8)
チアゴ・デ・メロ
「幸福」という共通の分母が
SGIが進める人間主義の運動は、世界各地に広がっています。
そしてそのすべてが、ある一つの「共通の分母」へとつながっているのです。
その「共通の分母」とは、ひとえに、"地球上の全民衆の幸福"という一点です。
そして、そのすべての活動に、教育の理念が脈打っているのです。
SGIは、何よりもまず、"教育の種子"を植えることから着手します。
それはなぜか。
教育によってのみ、いまだ立ち遅れた国々、無知に苦しむ民衆を救うことが可能だからです。
池田氏は、有言実行の細心の力を注ぎ、教育運動による意識啓発を実現されています。
とりわけ私は、池田氏が撮影した、素晴らしき珠玉の作品を集めた写真展を特筆したいのです。
池田氏が撮った写真の数々は、多くのことを私たちに語りかけています。
世界の大陸を駆け、その折々に写した静穏なる写真の計り知れない力――。
池田氏のこの写真展を訪れた人は、苦しみや不正が渦巻くこの世界にあって、希望と勝利を共有する多くの兄弟が、この世に現実にいるということを、知ることができるのです。
【大白蓮華 2009-01 P14〜P21 抜粋】