今が一番!

▼初代会長の牧口先生は「昔はよかった、ああだ、こうだと、昔の自慢話ばかりする人は、今が悪いという証拠である」と指摘した。牧口先生自身は、70代になってからも、口癖のように「われわれ青年は」と呼び掛けた。獄中にあっても、最後まで真摯に学び続けた。誰よりも「青年の心」で、広布と社会の未来を見つめていたのである。
▼仏法は「現当二世」。常に「今」「ここから」、未来へと出発する。これこそ「青年の心」にほかならない。
▼前進する人、挑戦を忘れない人は、限りない魅力にあふれるものだ。みずみずしい未来志向で ”あの頃も良かった。でも今が一番 ” と言える日々を重ねよう。(味)

2016.12.2付 聖教新聞 「名字の言」抜粋