傍観者

 「もし、学会に批判があるなら、ただ文句を言っているのではなく、君が自分で、理想的な学会をつくっていくことだ。私もそうしてきた。
 自分は傍観者となり、ただ批判をしているだけでは、破壊ではないか。主体者となって立ち上がろうとしなければ、自分の成長も広宣流布もない。
 同じ一生ならば、傍観者として生きるのではなく、広宣流布のために、学会と運命をともにしようと心を定め、力の限り戦い抜くことだ。そうでなければ、あとで後悔することになる。
 お互いに赤裸々な人間として力を合わせ、学会の世界に、理想の連帯をつくっていこうよ」
 そう言って伸一は、青年の手を、何度も何度も握り締めるのであった。
 また、仲間同士で集まって酒を飲んでは、先輩幹部の批判ばかりしている、二、三人の記者がいた。
 彼らは大物ぶっていたが、付和雷同的な傾向があり、自分を見つめる姿勢に欠けていた。
 ゲーテは断言する。
 「きみがだれと付き合っているかを言いたまえ。そうすれば、きみがどのような人間であるかを言ってあげよう」
新・人間革命 師子吼50 抜粋


内部アンチの皆様へ
 師匠のこの指導で傍観者でいるのをもう止めにしませんか? 
 また、本日の「名字の言」の先生の指導に「活動の打ち出しや、会合での全体的な指導を、太陽の光とするならば、一本一本の草木に適した手入れをすることが、家庭指導、個人指導といえます」…(中略)…広布拡大の歴史は、人が人のために動いた「事実」の積み重ねと広がりの歴史であった。
 自身も現場で地道に戦わない限り、広宣流布は一歩も進まないことを肝に銘じたい。