金平糖の親父

 何十年か昔の人たちも、<うちの親父(おやじ)は金平糖(こんぺいとう)の親父、甘い中からツノが出る>と歌い囃(はや)されていたのだから、家庭内で父親の威令が行き届かないのは今に始まったことでもあるまい。
◆数えてみた人によれば万葉集に、父母ではなく父親単独で詠まれた歌はたった1首という。歌には詠んでもらえず、ツノを出してもなめられる。表彰台に立たせてもらえなくても、いまさら驚きはしない。
◆あなたが金メダルを贈りたい人は誰ですか? 住友生命保険が計4,000人の男女に尋ねたところ、「親」が42%で1位を占めた。以下は「配偶者」「子供」「有名人・スポーツ選手」「自分自身」…とつづいている。
◆「親」と答えた人の79%が母親を挙げたという。会社の上司を連れてきて、「毎日、こういう人に泣かされているんだぞ、お父さんは」と判定に異議を申し立てるわけにもいきませんからね、ご同輩
◆子のすこやかな笑顔があれば勲章は要らない。世の父親の多くは、そう思っているだろう。「メダルはともかくも王冠ならば、晩酌で2個や3個は楽に稼ぎますがね…」。ひとりつぶやき、瓶ビールの栓を抜く。

 【7月26日付 読売新聞 編集手帳より】


 学会も世間の縮図だなとつくづく実感させられる。
 お父さんは社会で実証を示し、婦人部を讃え逆らわず、後継の男女青年部・未来部を護り育成する使命がある。
 それも、お父さんの謙虚さなのか?決して目立たず、あくまで影で、もくもくと「陰徳」を積んでいる。(笑)
 しかも、今や王冠どころか、指輪ぐらいしかいただけませんが…の愚痴も言えず、小遣いも物価高騰の波を真っ先にかぶり、家で飲んで獲得する指輪もせいぜい2個止まり?3個目はちょっと遠慮ぎみなんですよ。
 「居候、三杯目はそっと出し」お父さんは居候ですか?(涙)
 余談ですが、金平糖つながりで、今回の公明党の青年パンフの、主人公の青年は「シェケナ・コンペイ(金平)」君と言うらしい。
 何故か名前は漢字を当てられているが、姓は?との、つっこみは無しで(笑)
 そして、東京郊外でお父さんがお弁当屋さんをしているらしい。
 また、公明党ロゴマークもよく見て下さい。いつもの太陽ではなく"金平糖"の形をしていますよ。詳しくは→シェケナ家へどうぞ