青年に語る08-11Vol.2

ヒマラヤ山脈は高しといえども頂上あり
             池田哲学は限りなく高し(2/7)

陳  暁 春

温めていた構想

 2006年4月、桜満開の創価大学で池田先生と初めてお会いしました。湖南大学からの名誉称号を池田先生に授与するためでした。先生との出会いの前に、思い出深いできごとがありました。
 それは、湖南大学の王耀中副学長と共に空港に降り立った時のことです。空港で大勢の学会員の皆さんが真心の歓迎をしてくださいました。私たちは心から感動しました。ここにも池田先生の思想が体現されていると感じたのです。
 空港から創価大学に向かう車中、私は留学時代から温めていた構想を王副学長に打ち明けました。「わが大学に池田先生の研究センターをつくりましょう」と。王副学長は「それはいい」と、すぐに了承してくれました。こうして、創価大学に到着する前に、池田大作研究センターの創設が決まったのです。そして、半年後の2006年10月に大学の「重要学術機構」として正式に「池田大作研究センター」が設立されました。
 さらに、学生による池田大作研究会も発足し、現在は対談集『人生問答』を教材として毎週、勉強会が開催されています。

大白蓮華 2008-11 P66〜P73 抜粋】