「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.8

護るべきものは「生命の家」
           近づくべきものは「善なる存在」(8/8)

アゴ・デ・メロ

愛を込め 護るべきもの


 私は、池田氏より頂いた二つの美しい詩を、大切に保管しています。
 それらは、森林を護り、生命を護り、そこに生きる人々を護る慈愛に満ちた叫びの詩です。
 ああ、わがアマゾンの森林が私に語りかけてくる――。
 「詩人・池田大作氏の熱き思いやりの抱擁に感謝を捧げたい」と。
 私を慕ってくれる「アカプラナ」(アマゾン地方のマメ科の高木)の木に、私は言う――。
 「いいや、感謝の言葉は必要ないよと。
 なぜなら、彼はいつも生命のために戦い、生命の側にいる人だから。
 もし自然が脅威にさらされても、彼は決して迎合などしない人だよ。
 だから、彼は、アマゾンのすべての緑から、最大の敬意を受けているんだよ」と――。
 最後に、池田氏へ最大の敬意をこめて、詩を贈りたい。

 「森林は
 悩めるものたちに
 その手を差し伸べる
 我が子らの
 愛を確信して

 闇夜を迎える時
 それがよく聞こえる
 怒りの業火の如き魂から
 なぎ倒された花々から
 荒れ狂う翼から
 悲痛なる呻き声が
 わき起こる様を

 梟の声にあらず
 豹の咆哮にあらず
 ましてや
 子どもの泣き声にもあらず

 森が
 助けを求める声なり
 森林は
 生命の家なれば
 愛を込めて
 護るべきものなり」

 アマゾンの森林 バヘイリンニャのアンジラ河にて

大白蓮華 2009-01 P14〜P21 抜粋】
 偶然、グラフSGI の2月号にチアゴ・デ・メロ氏の詩が紹介されていたのであわせてUPいたします。

 歳月は流れる めくるめくように
 されど
 毎日が「新たなる瞬間」
 毎日が「生きる喜び」
 毎日が「栄光のダイヤモンド」
 人々に、このことを教えるには
 詩人・池田大作
 堅固で しかも絹のごとく柔らかな
 石の道程に続くことだ
 彼が 心に歌う確信のごとく
 【1997.8.21に贈られた献詩から】