人生に自動扉はない

 20日付けの聖教新聞・未来部育成のページに「勉強十箇条」という記事が掲載されていた。

【勉強十箇条】
一、「明日から」 は やめよ
   その明日は永遠に来ない。今日からはじめよ
二、「もう手遅れだ」 はない
   逃げないでぶつかる勢いが自分を磨く

  ―<三〜九 省略>―

十、いたずらに責任転嫁するな
   勉強は他人ではない。自分がやるのだ

 受験は”目の前にある大きな山”といえるでしょう。確かに受験は、自分の思うようにならない、やっかいな山です。不安があるのは当然です。
 しかし、この山を乗り越えるために、「甘え」は許されません。両親や周囲の方々に、世話を焼いてもらうことはできますが、試験会場で答案を書くのは、あなた以外にいません。人生に自動扉はないのです。
 私は仕事柄、何千人という受験生とかかわってきましたが、結論として言えることは、目前の課題に真剣に取り組む以外に、受験を勝ち抜く方法はありません。受験に特効薬などないのです。

 結局、人生は全て自分持ちなのです。分かっていても、なかなか受け入れられない。
 だから、指導を受ける。
 しかし、「どうせ、受けたって同じ事を言われる。」「自分の苦しみなんて分かってもらえない。」等々、壁の回りをぐるぐる回って、ちょっとでも楽な出口を探すのですね。
 「賢人は安きに居て危きを歎き 佞人は危きに居て安きを歎く」
        (富木殿御書 御書P969 L15)
 でも、そんな出口は無いのです。
 「よしっ! 指導を受けよう!」 ⇒ 「信心で解決するぞ!」との決意の現れだと思います。これが大事であり、早道だと思います。


 本日、51回目の入会記念日。11.18には間に合わなかったが、入会記念日までにはと昨日、朝から深夜まで、細切れながら時間を作って250分の唱題、2,000,100遍(40,002分)を達成。
 「月月日日につより給へ すこしもたゆむ心あらば魔たよりをうべし」
         (聖人御難事 御書P1190 L11)