青年に語る08-10Vol.9

わが道を選ぶには まず頭上に輝く星を見よ(9/10)

アリベルト・A・リハーノフ

会長の偉業語るのは青年のため

 以上のように、私が、池田会長のこと、氏の偉大な師匠のこと、創価運動のことを声高らかに讃嘆するのも、青年へのメッセージを込めてのことなのです。
 第一に、青年に限らず、人は皆、金字塔を打ち立てた努力に頭を垂れるべきです。それが、長年に渡る無私の気高い努力であれば、なおさらのことです。
 将来の人生設計を立てるとき、まず人間が生み出す多彩な価値を学び、その中で自分にとって何が大切かを定めるべきです。
 会長は長年の活動を通して、さまざまな価値を創造してきました。そのすべてを列挙することは到底できませんが、その中でも特筆すべきことがあります。
 それは、50年間にわたって何百万人もの人々を団結させたことです。
 しかも、何の政治的・外交的地位も持たず、予算が与えられているわけでもありませんでした。ただひたすらに、志を同じくする人々と手を携えて、民間外交を推進し、成し遂げてきたことです。これこそ、人間として、国民としての偉業です。
 このような極めて高い目標を、これから新たな人生に飛びだす一人一人が掲げられたら、どんなに素晴らしいことでしょう。
 私は、今、青年に訴えたいのです。自身の進むべき道を選ぶ時、目の前に立つ木の頂ではなく、「まず頭上に輝く星を目指せ!」と。頭上に輝く星こそ池田会長です。その星を目指せば、必ず高く飛翔することができるのです。

大白蓮華 2008-10 P68〜P77 抜粋】