新・人間革命 師恩32(抜粋)


広宣流布という目的に向かって、それぞれが仲良く、はつらつと、カを合わせて前進する異体同心の姿は、それ自体が人間共和の実像であり、信心の勝利の実証である。
わがままや慢心、嫉妬心が強く、自分中心の生き方をしていれば、皆と心を合わせ、団結することはできない。
各人が「異体同心」を自身のテーマとして「鉄桶の団結」を築き上げるなかに、自らの人間革命がなされていくのだ。
「団結は進歩の保証である」とはイタリアの革命家マッツィー二の叫びである。
山本伸一は、この日の幹部総会で訴えた。
「自身の輝ける歴史は労苦と敢闘によって創られる。それを、どれだけもつかが人間の財産であり、生きた証となる。
ゆえに、忍耐と勇気と明朗さをもって、広布の開拓に喜々として取り組み、自身の人間革命の歴史をつくっていただきたいのであります」