「大山」の如く不動の信心を 「大桜」の如く功徳満開に

 あけましておめでとうございます。
 2017.1.4付 聖教新聞 2面より

─「大山」の如く不動の信心を 「大桜」の如く功徳満開に─
 本紙新年号から連載が始まった小説『新・人間革命』第30巻の第1章は「大山」の章。そのタイトルの由来となった池田先生の揮毫が、広宣流布大誓堂での新年勤行会(1日)の席上、池田主任副会長から紹介された。この「大山」の揮毫は1979年(昭和54年)5月3日、第3代会長の辞任直後に創価大学で行われた本部総会の後、認められた。脇書には「わが友よ 嵐に不動乃信心たれと祈りつつ」「五十四年五月三日 創大にて 式後 記す也」とある。
 併せて紹介されたのが「大桜」の揮毫。脇書には「わが友乃功徳満開たれと祈りつつ」「五十四年五月三日 創大にて 合掌」と記され、池田先生の全同志に寄せる深い心が託されている。
 時は巡り38星霜。「大山」のごとく不動の信心で、「大桜」のごとく功徳満開の人生を走り抜いていきたい。

 同じく「大山」と「大桜」の揮毫の由来が、2010.6.3に開催された、新時代第41回本部幹部会のスピーチの記事でも紹介されている。(リンクが上手く貼れないので ^^;(汗)、柳原茂雄氏のコラム日記をコピーしました。)
 2017.1.1付 柳原茂雄コラム日記より

─2010年6月3日のメッセージ─

 創価学会が定期的に開催する本部幹部会に池田名誉会長が出席しなくなったのは2010年6月から。本部幹部会の前日、名誉会長から原田会長ら執行部に対し、次のような指導がなされたことを会長自身が本部幹部会の場で発表した。
 「明日の本部幹部会については、弟子の君たちが、団結して、しっかりやりなさい。皆が、創価学会のすべての責任を担って戦う時が来ているのである。学会の将来にとって、今が一番大事な時である。私を頼るのではなく、君たちが全責任をもって、やる時代である。私はこれからも君たちを見守っているから、安心して、総力を挙げて広宣流布を推進しなさい」
 その上で、本幹では、名誉会長による1.強盛なる祈りで勝て 2.異体同心の団結で勝て 3.勇気と執念の行動で勝てとの≪3指針≫が示された。さらに当日紹介された名誉会長のメッセージには以下のような記載もあった。
 「法華経の会座において、幾度も繰り返される弟子の誓願があります。それは、“私たち弟子は、師匠の仰せ通りに広宣流布を成し遂げます。どうかご安心ください。心配なされないでください”という誓願であります。これが法華経の後継の真髄なのであります。厳然と一切を見守っておりますから、原田会長を中心に、皆で明るく元気いっぱいに行いなさい」
 今から振り返れば、これらを池田名誉会長による≪3・16の儀式≫(=昭和33年3月16日、戸田第2代会長から池田室長ら当時の青年部6000人に託された後継の儀式)と見るのは大袈裟であろうか。
 池田名誉会長はあくまで、「原田会長を中心に、異体同心の団結で勝て」と、後継の弟子たちに伝授した。そのことは明白だ。
【参考・2010年6月4日付聖教新聞】 http://newfnet.blog62.fc2.com/blog-entry-359.html