やらない後悔とやった後悔

 後悔には「やらない後悔」と「やった後悔」の2通りがあり、人は前者の方をより感じる傾向があるという。行動すればたとえ失敗したとしても、その経験から何かを学ぶことができるからだ(ダニエル・ギルバート著『明日の幸せを科学する』熊谷淳子訳、早川書房)。悔いのない人生とは「挑戦の人生」ともいえる。
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 御聖訓に「一生空しく過ごして万歳悔ゆること勿れ」(富木殿御書御書 P970)と。

 2016.12.25付 聖教新聞 「名字の言」抜粋