創価学会は人間を磨く舞台

 「芸で大事なものは、運か、才能か、努力か」って聞くんです。だいたい30%ずつくらいに分かれる――萩本欽一さんに青年の育成について聞くと、こう語る。
▼では、一番大事なものは? 「どれでもない。僕は性格だと思う。一緒に仕事したいと思わせるのは“いいヤツ”なんです。だから『芸を磨くより、人間を磨いた方がいいよ』って言うんです」。心根のいい人には、運もついてくる。誰よりも人柄の良さそうな欽ちゃんらしい言葉だ。
富良野塾を立ち上げ、脚本家や俳優の育成に20年以上、取り組んできた倉本聰さん。授業料を取らず、生活費を農作業で稼がせる。極寒の地での人間修業とも。その氏が、今度は環境教育のための富良野自然塾を開いた。「人間を育てることは、森を育てるよりも難しいですよ」
▼大学で宗教を学んだという青年に会った。数々の教団に足を運び、話を聞いたという。「どこも良い話でしたが、信仰で私自身が変えられると断言されたのは初めてです」
▼青年に欽ちゃんの話をした。「人間を磨く」ことのできる舞台が、どこにあるか。その答えが創価学会にある。こう語ると青年は入会を決意した。青年と共に、明日を開く。それが学会の真実であり、信仰の力である。(扶)