青年に語る08-11Vol.7

ヒマラヤ山脈は高しといえども頂上あり
             池田哲学は限りなく高し(7/7)

陳  暁 春

創立者の偉大さの証明

 池田先生の思想は、創価大学創価学園などで着実に体現されています。
 今回、研究のため創価大学に滞在して感じたことは、「学生第一」との池田先生の信条のままに、現実においても、学生のために教職員が力を注いでいることです。
 私が研究を終えて、午前O時ごろに大学を出た日にも、まだ他の研究室や事務室の電気がついていました。
 創価学園も見学しました。博士号を取得した卒業生が200人を超えていると伺いました。短い期間でこれだけの博士を輩出されているのを見ると、私は将来、卒業生の中からノーベル賞受賞者が出ることを確信します。
 私は研究者として、池田先生が平和、文化、教育、芸術など幅広い分野に展開されたすべての機関を見事に運営されていることに注目しています。その思想は国内にとどまらず、世界192ヵ国・地域の人々に及んでいます。人間の尊厳を重視し、共生を基盤とする「調和管理(さまざまな要素を調和させて効率的に任務を完成させる過程)」の視点から、池田先生の思想をさらに追求していきたいと思っています。
 私が青年の皆さんに望むことは、「池田先生の哲学を学び、その教え通りに実践していただきたい」ということです。具体的に言えば、勉強と共に行動し、人と交流することが必要だと思います。また、組織を通じて、さまざまな人と対話できること、悩みを打ち明けられる同志を持つことは素晴らしいことです。
 世間には悲観的な問題が後を絶ちません。しかし、青年は社会に対して信じる心、世界に対して信頼する心を持っていくべきです。そして、創価学会平和運動に参加していただきたいと思います。

大白蓮華 2008-11 P66〜P73 抜粋】