「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.3

護るべきものは「生命の家」
           近づくべきものは「善なる存在」(3/8)

アゴ・デ・メロ

運命の鍵を握るもの

 ここで私は皆に問いたいのです。
 慈愛という崇高なる価値で荘厳された美徳、これほどの徳が、池田大作氏という、たった一人の人間の魂に、どのようにして宿ったのでしょうか?
 池田氏の運命とは、単なる因果の理法による果報としての華果なのでしょうか?
 それとも、偉大なる因を積んだことによる結果として、今日の世界に、輝かしい存在へと到達し得たのでしょうか?
 今日の池田氏が実存するにいたった過程を、私はここで明らかにしたい。
 その急所こそ、"師弟"です。
 池田氏が敬愛してやまない代々の師匠、究極の金剛石たる牧口・戸田という師匠の存在によって、初めて可能になったのです。
 池田氏がその"師弟の道"に徹したが故に、素晴らしき人生と、SGIの大道が開けたのです。

大白蓮華 2009-01 P14〜P21 抜粋】