- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/06/17
- メディア: 新書
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―カバーの表紙裏―
この本のゴールは、不幸になる生き方のパターンを知り、それを徹底的に避ける技術をあなたに磨いてもらうことです。幸福を呼ぶ行動習慣を身につけて、不幸な日々から脱出したという勝間和代が、「自分の軸」を持って人生を生きるための技術のすべてを公開。哲学的に考えこむより、幸せを呼びこむ習慣を実践することが人生を好転させる何よりの近道という渾身の一冊、幸福の技術指南書!
―帯―
知らないうちに、不幸を招く7つの法則
1.有責の法則 なんでも他人のせいにする。
2.双曲の法則 目先の欲求に負けがち。
3.分散の法則 仕事一筋。あるいは、子どもだけが人生。
4.応報の法則 陰口、悪口が最大の気晴らし。
5.稼働の法則 「面倒くさい」が口癖。
6.内発の法則 自分のやりたいことがわからない。
7.利他の法則 自分のことが、なにより大事。
この7つの法則は、順番にも意味があり最初の「有責の法則」では「自責の人」と「他責の人」との間には越えにくい川があるとの事であるが、「自分の生き方が自分の不幸を作っている。それを変えるのは私でしかない」(P37抜粋)と、自分が変わるしかない、そして、それを変えられるのも自分でしかないのだと。
最近の「新・人間革命」の中でも、自分自身が変わることだと指導をされています。
この本を最後まで読み終わって、「幸・不幸」を分ける「7つの法則」の全ては、学会の中で学ばせていただいたことであり、学会活動そのものが、「幸福」の「因」である。
彼女は、祈りながら、自分を振り返った。
“私は、酒を飲んでは荒れる夫の、顔色ばかりうかがい、ただ、おろおろしていただけではなかったのか。そして、生活が苦しいのも、すべて夫のせいにしてはいなかったか。仕事がうまくいかないことで、最も苦しんでいるのは夫なのに……。
私は、夫のために何をしてきたのだろう。そもそも、夫の立場になって、ものを考えたことがあっただろうか。笑顔も見せず、感謝の言葉もかけはしなかったではないか……”
自分の態度が悔やまれた。
“暗く沈んでいる夫の心に振り回されるのではなく、私が、夫の心を照らす太陽になればいいのだ。それが、山本先生のご指導ではないか。今こそ、題目だ。題目で、自分の生命を磨き、輝かせていくんだ。そうすれば、何があっても負けるはずがない!”
唱題し続けるなかで、そう気づいた。いつの間にか、夫に対する、彼女の態度は変わっていった。自暴自棄になる夫に、自然に、いたわりや励ましが口をついて出た。
「大丈夫よ。頑張りましょうね」
彼女の明るい笑顔が夫を包んだ。夫の心が和み、前向きになっていくのが感じられた。
逆境に負けないためには、自分が強くなることだ。自身を見つめ直し、一念を転換して、まず一歩を踏みだすことから、人間革命は始まる。
(新・人間革命 第24巻 母の詩6 抜粋)
創価学会は人間革命の宗教である。広宣流布とは、人間革命運動の広がりである。
(同 母の詩5 抜粋)
本日、大聖人御入滅の日。