ピラミッドは頂からは作れぬ―作家(ロマン・ロラン)。 わが足元で友情拡大。広布はここに 2019.2.14付 聖教新聞 寸鉄より
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詩人の吉野弘さんは“漢字遊び”の名人だった。例えば「過」という詩がある。「日々を過ごす/日々を過つ/二つは/一つことか/生きることは/そのまま過ちであるかもしれない日々」(『吉野弘詩集』ハルキ文庫) 確かに、人が生きる限り、失敗や間違いは避け…
「うさぎとかめ」の寓話について、池田先生が若き友に語ったことがある。「『かめ』が勝ったのは、別に相手が『うさぎ』だったからじゃない」。すなわち、「うさぎ」は「かめ」を見て走ったが、「かめ」はゴールのみを見つめて歩み抜いた。だから勝った。 人…
いつも傷害となるのは、自分がつくりだす“見えない壁゛。だからこそ、現実に縛られず、自分にできることは何か、何がしたいかを問い続けることが大事だと感じました。 視覚傷害者のフリークライマー 小林 幸一郎 2018.2.10付 聖教新聞 スタートラインより
地元の男子部員と話した時、最近のテレビの話題に。「お笑い芸人の出川哲朗さんを見ると、どんな嫌なことがあっても吹き飛びますね」と言っていた。 「ヤバイよ、ヤバイよ」の決まり文句で、ザリガニのはさみで鼻を挟ませたり、言葉の通じない国で買い物をし…
寓話を一つ。ある日、レンガ運びをする3人がいた。彼らに通り掛かりの人が尋ねる。「何をしているんだい」 1人目は「レンガ運びだよ」と答えた。2人目は「壁を作っているのさ」。そして3人目は誇らかに「城を建てているんだ」と。見た目は同じ作業をして…
「僕は、戦いに敗れることを活力源にして次々に戦いをいどんでいる」とは、映画界の巨匠・黒澤明監督の言葉。栄光と挫折が交差するその生涯は、多くの示唆を与えてくれる。 敬愛するドストエフスキーの『白痴』を映画化した時のこと。気負い過ぎたのか、作品…
目標が大きいほど、乗り越えなければならない壁は高い。池田先生は、困難と戦う友を「目標を見失わない限り、無駄な日は一日たりともない。日々、価値ある黄金の一日となり、希望がわき、成長もできる」と励ました。 わが人生と広布の目標は明確か、改めて自…
金髪、付けまつげに厚化粧。素行が悪く何度も無期停学に。学力は全国模試の偏差値が30で、小学4年生程度。聖徳太子を「きっと超デブだったから、こんな名前つけられたんだよ。“せいとく たこ”なんて」と真顔で言う。◆そんな高校2年の夏休みに、さやかちゃん…
生命の十界は一面、“人間の底力を発揮できる生き方の順番”という捉え方もできる。確かに、地獄界、餓鬼界、畜生界では前進の力は弱い。悟りが自身だけにとどまる声聞界、縁覚界でも、行き詰まりを感じることが多い。だが誰かのために行動する菩薩的生き方を…
「風の強い日の旗は美しい」 教員をしていた頃、尊敬する先生に教えていただいた言葉。 私生活でも俳句活動の上でも、 何か起きた時には風が強い日の1本の旗のように凛と立つ! と自分に言い聞かせてきました。 俳人 夏井 いつき 2017.6.9付 聖教新聞 ライ…
誰に何を言われようと、人生は自分自身のもの。諦めない限り、勝機は必ずある。 失敗して立ち止まったなら、もう一度、自分でスタートラインを引けばいい。 常に「今、ここから」出発するのが本因妙の仏法である。 2017.5.19付 聖教新聞 名字の言 抜粋
私たちと先生の間には、本来、なんの障壁もないはずです。 あるとすれば、それは弟子の側がつくってしまった、心の壁ではないでしょうか。 新・人間革命 雌伏45 抜粋
ブラジルの作家ベリッシモいわく「変化の突風が吹く時、防壁を立てる人もいれば、風車を創る人もいる」と。 ”攻め”の姿勢こそ、あらゆる風を楽しむための急所に違いない。信仰者とは「戦う人」の異名である。(之) 2017.3.28付 聖教新聞 名字の言抜粋
偉大な目標を定め 努力する人生ほど 尊く強いものはない。 失敗を恐れず挑む人が 最後に勝利をつかむ! 2017.3.1付 聖教新聞 わが友に贈る
失敗しても、一度決めたものは最後までやり遂げた方がいい。若い人は特にそうです。たとえ小さな目標であっても成功すれば、その達成感が自信になります。一つ一つ確実に達成していくことによって、自信が持て、そこから新しい発想も生まれてくると思うんで…
腹をすかせたキツネが、支柱に垂れ下がるブドウを見つけた。取ろうとしたが届かない。立ち去り際に独り言。「まだ熟れてない」──“できないことを何かのせいにしてごまかす人がいる“ことを表した寓話だ(『イソップ寓話集』中務哲郎訳、岩波文庫) ◎環境や状況…
昨日の投稿の後記です。 「大山」「大桜」の揮毫を先生がされたのが、会長を辞任された時である。 その揮毫を紹介されたのが、2010年6月、それから、先生は本部幹部会に出られなくなった。 そして、今回、1日の新年勤行会で再び紹介された。 私のようなもの…
あけましておめでとうございます。 2017.1.4付 聖教新聞 2面より ─「大山」の如く不動の信心を 「大桜」の如く功徳満開に─ 本紙新年号から連載が始まった小説『新・人間革命』第30巻の第1章は「大山」の章。そのタイトルの由来となった池田先生の揮毫が、…
後悔には「やらない後悔」と「やった後悔」の2通りがあり、人は前者の方をより感じる傾向があるという。行動すればたとえ失敗したとしても、その経験から何かを学ぶことができるからだ(ダニエル・ギルバート著『明日の幸せを科学する』熊谷淳子訳、早川書房…
私は、自分の人生は自分で決めていいと思うんです。それが好ましいし、そうであってほしいと願っています。 なぜなら、価値観、言い換えると大切にしたいと思う“心の優先順位“は人それぞれだからです。でもそれは、何でもありで好きなように生きればいいとい…
婦人部の言葉。「『ありがとう』を口癖にしていると、日常生活でも、お礼を言いたくなることばかりに目がいって……。 気付けば、私の周りは“感謝“であふれていました。 池田先生は「『ありがとう』を言うたびに、あなたの心は光ってくる。体にも生命力がわく…
中国の古典『詩経』に「凱風南自りし、彼の棘心を吹く」とある。「棘心」は育てにくい茨の木の芯。「凱風」はそんな茨にも隔てなく吹き、成長への滋養を与える。自分を育ててくれた母親へ感謝を込めたとされる一節。 2016.12.21付 聖教新聞 「名字の言」抜粋…
――(前略)―― 思い出したのは雑草のことです。強いと思われる雑草ですが、じつは雑草は「弱い植物である」とされています。雑草は他の植物との競争に弱い植物です。しかし、雑草は他の植物が生えることのできない逆境を乗り越えて、それをプラスに変えることで…
とうとう、本日、最後の試験の受験票が届きました。 頑張ります。(^^)v
「誰かの役に立っていない仕事なんてない。目立たない場所か目立つところかの違いだけ。他と比べて一喜一憂する必要だってない。喜んでくれる誰かがいる。それだけで、その仕事には意味がある。私はそれを誇りにしています」阪神甲子園球場 グラウンドキーパ…
「すべての逆境を前進のバネへと転じていくのが、信心の一念なのだ」 2016.12.7付 聖教新聞 信仰体験のページより
「人生は長い。勝つ時もあれば、負ける時もある。行き詰まり、七転八倒する時もあるだろう。だが、人生の勝敗は途中で決まらない。栄光は、粘り抜いた逆転劇によって勝ち取るものだ。 (中略) どんなに悔しくとも、朗らかに頭を上げて前を向くことだ。困難に…
▼初代会長の牧口先生は「昔はよかった、ああだ、こうだと、昔の自慢話ばかりする人は、今が悪いという証拠である」と指摘した。牧口先生自身は、70代になってからも、口癖のように「われわれ青年は」と呼び掛けた。獄中にあっても、最後まで真摯に学び続けた…