感ずるままに

第34回「SGIの日」記念提言 13-9

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.9 「世界食糧銀行」創設と人道基金の拡充で 地球社会のセーフティーネットを整備"人災"が招いた飢餓人口の増加 次に第二の柱として、地球公共財に関する国際協力を通して、「責任の共有」を確立するための提案を行っておき…

第34回「SGIの日」記念提言 13-8

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.8 暖化防止に向けた協力の礎 国際持続可能エネルギー期間を設置誰もが免れない気候変動の影響 第一の柱については、特に地球温暖化に焦点を当てて論じておきたい。 地球温暖化は、各地の生態系に深刻な影響を及ぼすだけで…

第34回「SGIの日」記念提言 13-7

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.7 グローバルな危機を時代変革の糧に 「平和と共生の世紀」を建設 続いて、この「人道的競争」の理念に基づき、地球的問題群に取り組むための方途について具体的に提案しておきたい。 世界は今、先に論じた経済危機に加え…

第34回「SGIの日」記念提言 13-6

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.6 身近な地域を足場に世界へ思いをめぐらす 「健全な生命感覚」の復権を大老・土井利勝にまつわる故事 その意味からも、私は牧口会長の『人生地理学』(以下、『牧口常三郎全集第1巻』第三文明社。現代表記に改めた)の方法論…

第34回「SGIの日」記念提言 13-5

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.5 20世紀の歴史が物語る 外在的な普遍の危うさ訳知り顔で一挙に未来を語る傲慢さ しかし、新たなパラダイムへの模索のプロセスは、マルセルの警告するように、あくまで具体性に即してたどらなければならない。 一拳にそし…

第34回「SGIの日」記念提言 13-4

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.4 人道に基盤を置く競争へのパラダイム転換が不可欠「理念」に基づく「世界像」の探求を ところで、サルコジ仏大統領のブレーンであるジャック・アタリ氏は、『21世紀の歴史』(林昌宏訳、作品社)で端的に分析しています。い…

第34回「SGIの日」記念提言 13-3

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.3 貧困と雇用問題の対処は政治の責務若者に贈られた文豪からの助言 昨年亡くなった友人で世界的文豪であったチンギス・アイトマートフ氏の言葉を想起します。 氏は「父親としての助言」として、「若者たちよ、社会革命に多く…

第34回「SGIの日」記念提言 13-2

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.2 経済至上主義がもたらした社会の閉塞感 暴力と惨劇の轍を踏まない解決を人間の正視眼が見失われた社会 現今の金融危機、経済危機の経緯に目をやる時、時流は、ある種の「抽象化の精神」にからめとられてはいないでしょう…

第34回「SGIの日」記念提言 13-1

◇「人道的競争へ 新たな潮流」-VOl.1 現代文明の混迷広げる「抽象化の精神」の罠から脱し 試錬に立ち向かう人間の凱歌を!! アメリカのサブプライムローン(低信用者向け高利の住宅ローン)の焦げ付き、リーマン・ブラザーズの経営破綻などに端を発する、昨年秋…

信心の喜び以外は泡沫のようなもの

衆生所遊楽(しゅじょうしょゆうらく) 池田会長は声を大にして訴えた。 「『南無妙法蓮華経と唱うるより外の遊楽なきなり』(御書P1143) 『衆生所遊楽』と日蓮大聖人は仰せになっておられます。御本尊に『南無妙法蓮華経』と唱えること以上の幸せ、遊楽という…

一番大変な時に一番の大功徳が

人生は戦いである。仏法は勝負である。広宣流布の戦いがなければ、日蓮大聖人の仏法とはいえない。 大聖人の仰せの通りに戦い続けてきたのが、仏意仏勅の創価学会である。御書に照らし、経文に照らして、福徳は無量にして無辺である。 なかんずく、厳しい試…

師弟不二で勝て

いかなる逆境にあっても、「不惜身命」の信心で、広宣流布の勝利の道を、断固、切り開いてきたのが、創価の師弟であると強調。 草創期、学会には、味方が少なかった。頼る者もいない。いざという時に手のひらを返す卑劣な人間もいた。 しかし私は、あらゆる…

さあ行こう!元気よく!未来の勝利目指して!

1、婦人部の皆さんの新出発、本当おめでとう!(大拍手) 「世界一の婦人部、万歳!」と皆様の新たな前進を、心から祝福申し上げたい。 明るく、楽しく、朗らかに進もう! 楽しいところに、人は集まり、勝利の勢いが生まれるからだ。 婦人部のリーダーの皆…

成功するまでやり続けて成功した

SGI会長:有名なことわざがある。「決意あるところ、道あり」 強い強い決意があれば、道は開けるということです。道がなければ、道をつくればいい。 ナポレオンは、「前進したいが、アルプスがあって進めない」と報告を受けて、何と答えたか。「それなら…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.8

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(8/8)チアゴ・デ・メロ 愛を込め 護るべきもの 私は、池田氏より頂いた二つの美しい詩を、大切に保管しています。 それらは、森林を護り、生命を護り、そこに生きる人々を護る慈愛に満ちた叫びの…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.7

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(7/8)チアゴ・デ・メロ 世界は君一人だけではない 私は、池田氏の著作や書簡を通し、そして、実際に会って対話をして、池田氏の本質、人柄を知りました。 私の心を揺り動かし、感動に震えさせたの…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.6

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(6/8)チアゴ・デ・メロ 「幸福」という共通の分母が SGIが進める人間主義の運動は、世界各地に広がっています。 そしてそのすべてが、ある一つの「共通の分母」へとつながっているのです。 そ…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.5

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(5/8)チアゴ・デ・メロ 近づく生命破壊 ここで、地球上に住む、ありとあらゆる生命のために、SGIが繰り広げる人間主義の運動の何たるかを、どうか考えてみてください。 驚異的な科学・技術に支…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.4

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(4/8)チアゴ・デ・メロ 勇敢なる声とは 「価値創造」の戦いは、善を紡ぎ出すものです。 世界平和のために労苦し、大いなる希望の対話を重ねる人はいます。 しかし、池田氏が、高々とあげるその声…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.3

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(3/8)チアゴ・デ・メロ 運命の鍵を握るもの ここで私は皆に問いたいのです。 慈愛という崇高なる価値で荘厳された美徳、これほどの徳が、池田大作氏という、たった一人の人間の魂に、どのようにし…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.2

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(2/8)チアゴ・デ・メロ 甘い蜜の味を許さない現実 誰もが、子どもの時から、いろいろな人生を味わいます。 辛酸を舐めることもあります。 すると人は、もっと甘味を欲するようになります。 しかし…

「青年・勝利の年」を迎えて09-01Vol.1

護るべきものは「生命の家」 近づくべきものは「善なる存在」(1/8) 詩人 チアゴ・デ・メロ氏 1927年生まれ。81歳 ラテン・アメリカを代表する詩人。詩「人間の憲章」は世界30カ国語に翻訳されている。ブラジルから「ブラジル詩人賞」、フランスから「ラテン…

使命の大道

80周年へ「青年・勝利の年」明けましておめでとうございます。 先生の三首の「新年の歌」より一首をいただきました。 栄光と 使命の大道は 慈悲の道 我らの前進 全勝 晴ればれ 本年もよろしくお願いいたします。m(_ _)m

「目標が厳しければ厳しいほど、大きな力が湧いてくる」

本日の名字の言に三浦雄一郎氏のエピソードが掲載されている。 妻が亡くなったのをきっかけに、野菜不足を考え青汁の定期購読を始めた。一週間ほど前にプレゼントで三浦雄一郎氏の絵(写真)ハガキが5枚添付されていた。 それぞれに次のように記されている…

関西総会

昨日「広布第2幕 第2回関西総会」が関西文化会館で開催された。 先生より記念の句をいただいた。 大関西 常勝関西 三世まで 「関西は永遠に師弟の勝利劇を!」との指導をいただいた。 決意も新たに戦います。

「温かい人」になる「心の勉強」を

―― 阪神・淡路大震災のとき、学者とか役人とか政治家とか、いわゆる「偉い人」の冷たさというものを、みんな、すごく感じました。「人間の命を何だと思っているんだ!」と叫びたくなるような場面が、いっぱいありました。 SGI会長:「自分は、人より偉い…

ガンジーの鉛筆

SGI会長:「ガンジーの鉛筆」の話を紹介しておきます。 ある重要な会議を前にガンジーは着席していた。しかし、何かそわそわした様子で、あたりを見回したり、机の下をのぞいたりしていた。 「何か、おさがしですか」。ある人が聞くと、ガンジーは「鉛筆…

身近な人を最大の味方に

1991年6月9日、池田先生を乗せた列車は、フランクフルトを出発し、午後7時20分、ルクセンブルクの中央駅に着きました。 "池田先生をお迎えしたい"。7年間、それだけを皆で祈り続けてきただけに、喜びもひとしおでした。 先生は、プラットホームに降りられる…

青年に語る08-11Vol.7

ヒマラヤ山脈は高しといえども頂上あり 池田哲学は限りなく高し(7/7)陳 暁 春 創立者の偉大さの証明 池田先生の思想は、創価大学、創価学園などで着実に体現されています。 今回、研究のため創価大学に滞在して感じたことは、「学生第一」との池田先生の信条…

青年に語る08-11Vol.6

ヒマラヤ山脈は高しといえども頂上あり 池田哲学は限りなく高し(6/7)陳 暁 春 なぜ「池田研究」なのか 何より中国では、池田先生の多くの書物が出版されており、池田先生の思想の深さに触れる機会に恵まれています。 なぜ池田研究が中国で注目されるのか。そ…